変遷する呼称。VTuber?バーチャルライバー?バーチャルキャスター?バーチャルテイナー?
こんにちは、とっぷです。
今回は、バーチャル世界で活動している方々の呼称について考察してみます。
私がこの記事を書いてみようと思ったきっかけはこちらのツイート。
今回のVRoadCasterで、ねーねが「バーチャルキャスター」という言葉を多用していたのだ。「バーチャルYoutuber」とは言わなかった。これは明確な意志と進むべき方向性を伝えるメッセージだとうぃは思う。
— 動く城のフィオ~旅するVtuber~ (@phio_alchemist) 2018年5月13日
日本語の成立期に「万葉仮名」を使ったのと同じように、バーチャルな存在を布教するために「youtuber」という概念を利用したアイちゃん。そこから花開いた先の姿がバーチャルキャスターだとしたら、なんて豊かな文化であることでしょう。今日、確実に次の時代を目撃した気がします。
— 瑠璃簪 (@ruri_kanzashi) 2018年5月13日
【大切なお知らせ】
— 動く城のフィオ~Virtual-tainer〜 (@phio_alchemist) May 24, 2018
うぃは、今後目指す所として「Virtual-tainer(バーチャルテイナー)」を掲げますのだ!これは、VirtualとEntertainerを組み合わせた造語です。バーチャルテイナーは、バーチャル世界から皆たちに、笑顔や活力をお届けできる存在のことなのだ!
私も、今まで記事を書いていて、なんとなく明文しがたいもやもやのようなものを感じていました。
そして、これによって起こる問題は
このVTuberを名乗る人、バーチャルテイナーを名乗る人集まっている集団をなんと呼べばいいのか?
ということです。
VTuberの方々、というのもバーチャルテイナーの方々というのも誤りで、とてもむずかしい状態です。
そして、私達のような物書きが悩むだけならいいのですが、新しくこの界隈に興味を持ってくださった方が困惑してしまいます。
それは避けたい。
私はこれについて、言葉の意味から考察してみました。
まず、人間社会を考えてみましょう。『YouTuber』以外にもたくさんの職業がありますね。
こんな感じ。
『Aさんという人間はYouTubeで動画投稿をたくさんしているのでYouTuber』
『Bさんという人間はテレビに多数出演しているので俳優』
『Cさんという人間はサラリーマンだが、YouTubeにも動画を投稿している。肩書はサラリーマン兼YouTuber』
となります。
これを踏まえた上でVTuberの呼称問題を考えてみるとこんな感じかな?と。(異論は認めます。)
いかがでしょう。
『VHuman』という概念を定義してみました。
簡単に言うと人=VHumanです。
バーチャルな空間で活躍している方を全て『VHuman』と定義。
VHumanの職業としてVTuberやバーチャルキャスターなんかがある。
そう考えると、みんなのことをなんと呼べばいいの?という問いに対して
『ああああというVHumanは、YouTubeで動画投稿をメインに活動しているから、職業はVTuber』
『いいいいというVHumanは、番組の司会や演劇をメインに活動しているから職業はバーチャルキャスター』
『ううううというVHumanは、いつも新しいことに挑戦して視聴者を楽しませているから、職業はバーチャルテイナー』
となっていくわけです。
みなさんはどう思いますか?
いろんな職業を名乗る方々がいるのは自然な流れだと思うのですが、それを統括できる呼称があると、これから先すごく便利だと思うのです。
それでは。