VR週刊日記 004号 VTuberのトレンド。生放送と動画のメリット・デメリット 第一回V-TVの放映 電脳少女シロちゃんがテレビ出演 今週のピックアップVTuber
おはようございます。
現実世界の東京は曇り時々晴れ、バーチャル東京は晴れの予報です。
こんにちは、とっぷです。
最近、モデリングをコツコツと勉強しています。
もちひよこさんのアーカイブを見たり、ウェブサイトを転々としたり。
日々精進しています。
いろんな人の解説を見てると、人によって作り方がぜんぜん違うから困惑することもありますが、コツコツと勉強を続けています。
技術系話題:生放送と動画。何を軸に活動するか
現在、VTuber界では生放送をメインに活動する方が多くなった印象です。
その理由については先週書きました。
こちらで私は、動画主体と生放送主体のVTuberさんに分けられると書きました。
今回は、その2つの特徴。メリット・デメリットについて考察しています。
もし、今までなんとなく惰性で生放送を重ねていた方がいた、ということであればぜひ読んでみてくださいね。
読んでほしいひと
・VTuberになりたい人
・VTuberとして活躍したいけどまだ自己紹介動画しか出していない人
・VTuberとして活躍しているがこれからの方針が明確に定まっていない人
生放送主体
メリット
・コンテンツ量を多く提供することができる
撮影機材さえあれば誰でも生放送を開始することが可能なので、毎日の配信が比較的容易です。
・編集が不要
アーカイブの編集などはありますが、生放送メインで活動する、ということであればそれもあまり重要にはならないでしょう。
・ファンとの交流が取りやすい。
ファンからのコメントにリアルタイムで返答できるのは生放送の大きな強みです。
憧れのあの人にコメントを読んでもらえた!というのはリスナーからするととても嬉しいことで、コメント拾いをうまく回していくことで活気あふれるライブになっていきます。
・バズりやすい
ネットは予想外のハプニングを好み、それを我先にと拡散してくれます。
炎上と紙一重なところではありますが、うまく利用すれば一気に有名になることも可能かもしれません。
デメリット
・時間帯の合わない層の視聴者をほぼ逃してしまう
これが生放送の一番のデメリットと言えると思います。
例えば、実家住まいで夕方しか放送できない。
仕事の都合で深夜しか放送できない。
こういった事情はあると思います。
こうなると、夜にしか視聴できないユーザー、、深夜まで起きていられないユーザーなどを無条件でターゲットから外してしまいます。アーカイブを全部後から見よう!と思える方は実はそう多くありません。
生放送のメリットの一つであるファンとの交流が失われており、長い時間他人とのやり取りを傍観する、というのは誰でもできることではありません。
・同じ時間に放送する他VTuberとの戦い
こちらを見るとだいたい分かります。
この表で全てのVTuberさんの生放送を網羅出来ているとは言いませんが、にじさんじさん、アイドル部さんの生放送だけでゴールデンタイムはほとんど埋まっている状態です。
つまり生放送で人気になろうと思うと、同じ時間に放送している他VTuberさんよりも面白いとリスナーさんに感じさせる必要があります。
動画主体
メリット
・昼夜問わず再生して自分のことを知ってもらえる。
動画は一度投稿すると、じわじわと再生数が伸びていきます。理由は動画投稿サイトのアルゴリズムとかも関係あるのですが長くなるので割愛。
これが何を意味するか。
多くの人が動画を投稿した後何日経っても動画を再生している、ということです。
・長期活動すると、幅広い層のファンを獲得できる。
歌ってみた、ゲーム実況、~やってみたといった動画ジャンルがありますね。
生放送だと、これを使い分けることは難しいのですが、動画であれば複数ジャンルのファンを獲得することが容易です。
こちらはキズナアイさんの、直近10本の動画です。
1,大量課金、爽快系
2,ゲーム実況(リアクション系)
3,イベント、雑談
4,萌え系
5,ネタ系
6,~~してみた系
たったこれだけの中にたくさんのジャンルの動画が詰まっていますね。
視聴者は後から自分の好きなジャンルの動画を選んで視聴することが可能で、この最新動画10本だけで6種類のジャンルに向けて動画を発信しています。
こうした動画が蓄積されることで、多くのファンを獲得することが可能になります。
・VTuberならではの活動ができる
ツイッターでも共有したところですね。
『バーチャルでしか出来ないことをしたい』
— とっぷ@VTuberブログとかカレンダーとか。 (@Vtubertop) 2018年5月19日
今、トレンドが生放送寄りに。YouTuberからタレント寄りになりつつあるけど、やっぱりこういうことを考えてくれてるのは古参の方々。
いつもありがとうございます。#SiroTalk #マツコ監禁 pic.twitter.com/dhM72fPzLq
人間には出来ない表現を容易に実現できるのがVRの世界です。
それを最大限活かすことが出来るのはどちらかというと動画になるかな、と。
デメリット
・ファンとの交流が取りにくい
生放送と違い、コメントにリアルタイムで返信することが出来ません。
動画に反映させたり、ツイッターで返信したりと何らかの対処が必要でしょう。
・コンテンツの量が貯まるまでは人気が出にくい
交流が取りにくい、ということがあり、どちらかというと熱心なファンはつきにくいです。
しかしキズナアイさんのように数を重ね、一定のラインを超えると急に花開いていきます。
・編集作業が面倒
動画は、あらかじめ流れを考えて撮影したものを切って字幕をつけて、と、一本の動画が完成するまでにたくさんの労力が必要となります。
・求められるスキルが多い。
企画力、トーク力、編集ソフトを扱う能力など、多くのスキルと時間が要求されます。
相当根気が必要とされます。
以上が動画と生放送のメリット・デメリットです。
このようにそれぞれ特徴があります。自分に向いているのはどちらか。その場合の活かせる長所は何か。デメリットを如何に克服するか。
考えてみるといいかもしれませんね。
出来事
5/14 第一回V-TVが放映されました。
詳細は以下URLをご覧ください。
5/14 にじさんじがpixivFANBOXを設置
5/15 ときのそらさん誕生日!
5/17 電脳少女シロちゃんのチャンネル登録者数が46万人を突破
5/19 月ノ美兎さんがVR上で生放送を行う
5/19 電脳少女シロちゃんがマツコ・デラックスの番組に出演。
番組詳細URLなどはこちらにまとまっていたり。
今週のピックアップVTuber
まじかるどーる
Twitter:https://twitter.com/magical_matsuri
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCzhwXcK9DTiY-VqYjwnjZhQ
ご主人を癒やすために作られた、近未来アクションフィギュア。
テンションの高い雅まつりちゃんと少し大人しめの雅雪巴(ゆきは)ちゃんの二人組で、特徴はテンションの高さ!
活動開始は比較的新しい3月8日。
にじさんじさんの登場が2月で、3月というと既に生放送メインでのトレンドが襲来していたこの時期に、敢えて動画メインでの配信を毎日続けています。
動画はすごく勢いがあって、気がつくと見終わってしまう。。。そんな感じですw
これからの活躍に期待ですね。
いい一週間をお過ごしください。それでは。